初心者向けおすすめオンラインバンキングのメリットデメリットとコンビニATM手数料について

初心者向けおすすめオンラインバンキングのメリットデメリットとコンビニATM手数料について

日常生活で、お金をどこに預けるかは重要なポイントです。

平日しかやっていない銀行では、引き落としや取引が面倒に思う方も多いのではないでしょうか。

オンラインバンキングには、店舗のある銀行にはないメリットも多くあります。

わからないことも多い、オンラインバンキングについてメリットデメリットを詳しく解説していきます。

おすすめの銀行も紹介していきますので、新規口座開設の参考にしてみてください。

この記事でわかること
  • オンラインバンキングのメリット
  • オンラインバンキングのデメリット
  • 8つのオンラインバンキングのコンビニ手数料を比較
  • 初心者が気をつけたいこと3つ
  • オンラインバンキングに向いている人向いていない人

まずは、オンラインバンキングの基礎情報を紹介していくので、店舗のある銀行との違いを比較してみましょう。

目次

銀行に行かなくても自宅で完結できるのがオンラインバンキング

オンラインバンキングとは、実店舗を持たずに、インターネットを利用して銀行などの金融取引が可能な銀行のことです。

「ネット銀行」や「インターネットバンキング」などとも呼ばれています。

個人事業主など振り込み作業がある人にとって、ネットバンキングが生活に利便性をもたらします。

オンラインバンキングの口座開設で、自宅にいながら営業時間を気にせず、待ち時間もなく金融取引が可能です。

オンラインバンキングの4つの長所と4つの短所

直接窓口の人と話をしないでお金の取引をするのは不安という人のために、メリットとデメリットを紹介します。

オンラインバンキングのメリットデメリットを知り、口座開設の判断材料にしてみてください。

オンラインバンキングの4つの利点

オンラインバンキングの4つの利点

ここでは、オンラインバンキングの利点を4つ紹介していきます。

今まで店舗の銀行で不可能だったものが、オンラインバンキングで可能になります。

口座開設はインターネットだけで完結

オンラインバンキングでは、スマートフォンやパソコンから申し込みが可能です。

通常店舗のある銀行で口座を開設する場合、窓口での手続きをします。

その際、本人と確認できる証明書と印鑑を持参し、申込書を記入し口座開設という流れです。

店舗に行く、証明書を持っていく、書類を書くという手間がオンラインバンキングではありません。

自宅で完結し、インターネットの申し込みで口座開設ができます。

店舗に行く時間がない人は、オンラインバンキングのメリットを感じられる点です。

24時間いつでもどこでも利用が可能

オンラインバンキングは、24時間いつでもどこでも金融取引が可能です。

窓口に時間ギリギリに駆け込んだり、せっかく店舗まで足を伸ばしていたのに受付時間が終了してしまって入れなかった、そのような経験がある人もいると思います。

オンラインバンキングでは、その心配は不要です。

ただし、銀行のサイトは定期的にメンテナンスが行われるため、その間の利用はできません。

通常メンテナンスが入るのは、深夜から早朝など利用が少ない時間帯です。

メンテナンスのお知らせが事前に入るため、その時間を避けて作業すると問題ありません。

忙しくて銀行の店舗に行けない人には、利点となる部分です。

店舗がある銀行よりも預金の金利が高い

メガバンクなどの店舗がある銀行と比較して、普通預金金利や定期預金金利が高いです。

オンラインバンキングは、窓口業務がないなどの理由によって人件費が抑えられるため、高い金利で設定されています。

実際に、メガバンクと言われている「三井住友銀行」「三菱UFJ銀行」「みずほ銀行」では、普通預金は0.001%、定期預金では0.002%です。(2023年3月現在)

低金利時代である昨今は、100万円を1年間預けたとしても、20円しか利息を受け取れません。

一方でオンラインバンキングでは、メガバンクと比較して高い預金金利の場合があります。

例えば「SBI新生銀行」では、普通預金金利は0.001%ではありますが、定期預金では年0.3%と100倍以上の金利です。

他のオンラインバンキングも、メガバンクと比較すると高い金利を設定しています。

預金を検討している初心者にも、利点となる部分です。

ATMでの入出金・振込手数料が低額

オンラインバンキングはメガバンクと比較して、ATM利用手数料や、振込手数料が低額なのも特徴です。

金利が高いのと理由は同じく、人件費を抑えられている点から、このようなサービスが可能になっています。

メガバンクでは、平日で銀行が営業している時間では無料で利用できますが、それ以外の時間帯や土日祝日は110〜220円かかります。

コンビニATMでは、平日でも手数料が発生し、各銀行ごとに手数料が異なります。

平日も祝日も含め、コンビニATMの手数料は、110〜330円です。

一方オンラインバンキングは、コンビニATMでの手数料が無料となる場合や、一定回数入出金が無料でできるものもあります。

多くATMを使う人には、各種手数料の節約となります。

全国各地どこでもATMを無料で使えるという点では、出張が多い人や、転勤族の人も使い勝手が良いでしょう。

ネット銀行の4つの不利な点

ネット銀行の4つの不利な点

良い点ばかりを紹介してきましたが、次は欠点も紹介します。

紹介する4つのデメリットを参考に、オンラインバンキングの検討材料にしてみてください。

対面でサービスが受けられない

オンラインバンキングは、メガバンクや地方銀行のように実店舗がありません。

そのため、対面でサービスや説明を受けたいという方にとっては不利な点です。

ネット銀行の利用中にサポートが必要な時は、電話やチャット、メールによる問い合わせに限られます。

メールや電話だけでのサポートでは、不安という方にはオンラインバンキングではなく、店舗のある銀行のほうが良いでしょう。

通帳が発行されない

銀行といえば通帳で、お金の出入りを確認するのが主流でした。

しかし、オンラインバンキングの場合は、インターネット上で残高を確認します。

通帳での記載がないと信用できないという人や、ネットからでは見づらいという人には不向きです。

メガバンクでも、環境への配慮から通帳の廃止や有料化している動きがあります。

「みずほ銀行」は、2021年1月に、「三井住友銀行」は2021年4月から新規口座開設した人を対象に、通帳手数料の引き落としを開始しました。

「三菱UFJ銀行」は2022年4月以降新たに口座を開設して紙の通帳を作る場合に、年間550円の発行手数料を決定しています。

メンテナンス中・ネットワーク障害時は利用できない

オンラインバンキングは、インターネットに情報があるため、こまめなメンテナンスが必要です。

24時間いつでも利用できるのがオンラインバンキングの良さですが、メンテナンス中は利用ができません

各銀行には、定期メンテナンスと、臨時メンテナンスがあります。

どちらも日程が決まっており、ホームページやアプリで確認が可能です。

重要な期限のある支払いなどの際は、オンラインバンキングの利用時間がメンテナンスと被らないように確認しておきましょう。

他にも、ネットワーク障害が発生した時には、サービスを利用できない可能性があります。

リスク回避のため、他の銀行との併用も検討するのも良いでしょう。

引き落とし口座に設定できないオンラインバンキングも

公共料金の支払いなどで、口座振替を設定している人も多いと思います。

オンラインバンキングでは、一部対応していないものもあり、引き落とし口座として設定できない場合があります。

オンラインバンキングから口座引き落としをしたい方は、口座開設の前にサービスの確認が必要です。

コンビニATMの利用手数料を8つの銀行で比較

コンビニATMの利用手数料を8つの銀行で比較

オンラインバンキングのメリットとして、ATM手数料や振込手数料が低額である点を解説しました。

オンラインバンキングのサービスによって、手数料の金額も変わります。

今回は、8つのオンラインバンキングで代表的なコンビニ3社を調査しました。

セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートやポプラなどで使えるコンビニATMイーネットでの手数料を比較します。

楽天銀行のコンビニATM手数料

楽天銀行のコンビニATM手数料

2001年に設立された楽天グループ株式会社の子会社である楽天銀行は、口座開設で楽天ポイントが貯まるなど、楽天独自の特典を得られるオンラインバンキングです。

日頃、楽天ポイントや楽天モバイルなど、楽天ユーザーの人は口座開設によりお得なサービスが受けられます。

ハッピープログラムという優遇プログラムが用意されており、取引回数や残高の多さで、ステージに分けられています。

ハッピープログラムにより、ATMの手数料無料の回数が決まりますが、最大で月に7回まで無料で利用が可能です。

次の表は、無料で利用できる回数を超えた場合の金額を表しています。

口座開設から2ヶ月間は、無料で利用できる回数が3回までと限られているため、参考にしてみてください。

セブンイレブンローソンイーネット
入金
  • 3万円以上 0円
  • 3万円未満 220円
  • 3万円以上 0円
  • 3万円未満 275円
  • 3万円以上 0円
  • 3万円未満 275円
出金220円275円275円

PayPay銀行のコンビニATM手数料

PayPay銀行のコンビニATM手数料

PayPay銀行は、元ジャパンネット銀行として2000年に設立された銀行です。

名前の通り、PayPayマネーへの入出金の手数料がかからないことや、ミッション達成でポイントが贈与されるという特徴があります。

日頃、電子マネーでPayPayの利用が多い人はメリットな点が多いです。

アプリのQRコードを読み取ると、ATMを利用できるカードレス入出金が使えます。

コンビニATMの利用手数料は、毎月最初の入金1回と出金1回のみ無料です。

以下の表は、手数料無料の上限に達してしまった場合の手数料について表示しています。

セブンイレブンローソンイーネット
入金
  • 3万円以上 0円
  • 3万円未満 165円
  • 3万円以上 0円
  • 3万円未満 165円
  • 3万円以上 0円
  • 3万円未満 165円
出金
  • 3万円以上 0円
  • 3万円未満 165円
  • 3万円以上 0円
  • 3万円未満 165円
  • 3万円以上 0円
  • 3万円未満 165円

イオン銀行のコンビニ手数料

イオン銀行のコンビニ手数料

イオン銀行は2006年に設立された銀行です。

イオングループのほぼ全ての店舗にATMが設置されています。

ショッピングセンターや、大型商業施設にインストアブランチとして、対面でサービスを受けられる施設があります。

オンラインバンキングでの問い合わせはメールや電話のみに限られるサービスが多い中、対面で直接対応してもらえるため、初めて口座開設する人もメリットを感じられる点です。

他社ATMの利用手数料は、最大で月5回無料となります。

最大回数の5回になるには、条件をクリアし、イオン銀行スコアをプラチナステージまでの引き上げが必要です。

最低のブロンズステージでも、月1回は手数料が無料で使用できます。

以下の表は、手数料無料の上限に達してしまった場合の手数料についてです。

セブンイレブンローソンイーネット
入金×
  • 時間内 110円
  • 時間外 220円
  • 時間内 110円
  • 時間外 220円
出金×
  • 時間内 110円
  • 時間外 220円
  • 時間内 110円
  • 時間外 220円

東京スター銀行のコンビニ手数料

東京スター銀行のコンビニ手数料

2001年に設立された東京都赤坂に本社を置く、第二地方銀行です。

東京スター銀行では、実店舗も持っており、オンラインバンキングも手がけています。

東京スター銀行のサービスの中の、スターワン口座というサービスがオンラインバンキングで、全国で使えるATMネットワークを持っています。

コンビニだけでなくメガバンクやゆうちょのATMなどと連携し、全国15万台のATMで取引ができます。

ステージなどが関係なく口座の開設によってATM手数料は月8回まで無料で、ATM使用した時には一旦手数料が引かれますが、後日キャッシュバックされる仕組みです。

以下の表は、コンビニATMでの手数料について表しています。

入金は何度でも無料ですが、出金は月8回と無料の上限が定められているため、表では上限を超えた場合にかかる手数料を表示しています。

セブンイレブンローソンイーネット
入金0円0円×
出金
  • 平日110円
  • 休日220円
  • 平日110円
  • 休日220円
×

SBI新生銀行のコンビニ手数料

SBI新生銀行のコンビニ手数料

SBIホールディングス株式会社の傘下であるSBI新生銀行は、コンビニATMとの連携があり手数料が0円というのも特徴の一つです。

以下の表は手数料について表記しています。

セブンイレブンローソンイーネット
入金0円0円0円
出金0円0円0円

SB新生銀行では、主要なコンビニ全てでATM手数料無料です。

ただし、2024年3月31日までという条件があります。

ステップアッププログラムの一番低いスタンダードの場合、2024年4月から6回目まで無料で使え、その後は110円がかかるようになります。

紹介した3つの銀行以外にもイオン銀行ATM、PatSat、VIEW ALTTEも手数料無料です。

日本国内を旅行をよくする人、転勤族の人にはメリットが多く得られます。

UI銀行のコンビニ手数料

UI銀行のコンビニ手数料

UI銀行は、東京きらぼしファイナンシャルグループが設立した銀行で、2022年から稼働開始した新しいオンラインバンキングです。

ATMでの振込手数料を無料で使用が可能な回数は、最大月20回までと定められています。

月20回まで手数料を無料にするためには、UIプラスという優遇サービスで定められた預金額を納め、ステージ5になるという条件が設けられています。

ステージ1では無料でATMを使える回数は月に1回で、預金額が多くなるとステージアップが可能です。

以下の表は、コンビニATMでの手数料を表しています。

セブンイレブンローソンイーネット
入金0円××
出金110円××

コンビニだけでみてしまうと、使えるATMが少ないのですが、セブンイレブンときらぼし銀行のATMも使えます。

ATMの使える地域などを確認したうえで、新規口座開設を検討しましょう。

ソニー銀行のコンビニ手数料

ソニー銀行のコンビニ手数料

ソニー銀行は、ソニーグループ株式会社の傘下の銀行です。

ソニーグループ株式会社は、世界的にも有名なエレクトロニクスをはじめとしたゲームや音楽などで事業を展開しています。

ソニー銀行のATM手数料は、ステージなしで、月4回まで無料です。

ステージとは、優遇プログラムClub Sで設定されたステージを指します。

ステージは、無しからプラチナまで4つに分けられ、預金残高やローン利用などで設定されたステージごとの優遇特典が利用できるという内容です。

ATM利用手数料だけで見ると、ステージが上がるごとに月4回から7回15回と上がり、プラチナになると何度でも無料になります。

以下の表は、コンビニATMの利用手数料について示したものです。

セブンイレブンローソンイーネット
入金0円0円0円
出金110円110円110円

ステージなしでも4回は無料で、それ以降でも出金で掛かるのは110円という金額となっており、他と比較するとお得です。

GMOあおぞらネット銀行のコンビニ手数料

GMOあおぞらネット銀行のコンビニ手数料

東京都渋谷に本社を構えるあおぞら銀行と、GMOインターネットの傘下にあるGMOフィナンシャルホールディングスが運営するオンラインバンキングです。

オンラインバンキングの事業は、2018年から開始されています。

セブン銀行やイオン銀行、さらにゆうちょ銀行のATMで、24時間356日取引できるのが特徴です。

カスタマーステージという優遇制度が設けられており、預金残高やローンの使用などでランクが決まります。

カスタマーステージが最大まで到達すると、月20回まではATM手数料無料で利用可能で、もっとも下のランクでも月2回手数料が無料になります。

以下の表は、コンビニ3社の手数料比較です。

出勤にかかる110円は、ステージなしの場合は3回目以降から料金が発生します。

セブンイレブンローソンイーネット
入金0円××
出金110円××

コンビニのみの比較になるとセブンイレブンのATMのみですが、イオン銀行との連結もあるため、ショッピングセンターなどがある地域にお住まいの方にはメリットです。

初心者が気をつけたい3つの注意点

初心者が気をつけたい3つの注意点

オンラインバンキングは、インターネットでの金融取引なため、IDやパスワード、暗証番号が盗まれてしまうと不正送金などの被害に繋がります。

しかし、実店舗を持つ銀行よりも金利が高いことや手数料が低額など利点が多いため、口座開設を検討する人も多いです。

口座を開設する前に知っておきたい、オンラインバンキング初心者が気をつけたいポイント3つを紹介します。

怪しいSMSやメールのサイトに訪問しない

オンラインバンキングからは、メールでメンテナンスの連絡などが届くこともしばしばあります。

その連絡手段を狙って、IDやパスワードが狙われます。

銀行を名乗った偽のメールに書かれたURLのサイトは、偽サイトです。

偽サイトにアクセスしてまんまとIDとパスワードを入力したり、振込などをしてしまったりした場合、重要な情報は盗まれます。

情報漏洩をふせぐために、銀行の名前が書かれたメールでも、すぐにメールのURLのサイトに訪問してしまわないようにしましょう。

連絡が届いた時は、公式サイトからのアクセスをお勧めします。

怪しいメールは、見分けがつかないほど精巧です。

しかし、偽のメールはアドレスが違います。

銀行名が書かれていてもメールアドレスの確認を怠らず、必ず公式のメールアドレスから届いているメールなのかも確認するように心がけましょう。

また、SMSというショートメールによる連絡にも注意が必要です。

銀行名を名乗りURLを送りつけてくるため、むやみにURLにアクセスしないようにしましょう。

自分の行動で、不正な情報漏洩や不正送金などを防げます。

パスワードは他と違うもので設定する

オンラインバンキングのパスワードには他のネットサービスとは違うものを設定し、不正アクセス、情報漏洩を防ぎましょう。

通常、店舗のある銀行の場合4桁の数字を暗証番号にするのが一般的です。

しかし、オンラインバンキングではログインパスワードの他に、秘密の質問など登録者しか分からない内容の質問に答えて登録します。

オンラインバンキングの運営側も個人の見分けがつけられるように、不正アクセスを防ぐための工夫がなされているのです。

それなのに、登録者が他のネットサービスで使っているパスワードと全く同じものを使ってしまった場合、オンラインバンキングのパスワードも漏れてしまう可能性が高くなります。

他のサービスとは違うパスワードを設定し、手帳にメモをしたり、パソコンのパスワード保存機能を使いましょう。

オンラインバンキングを自分の所有する端末以外で利用しない

オンラインバンキングを利用する端末を決めておきましょう。

急に振り込みが必要になって、慌てて会社のパソコンや、たまたまいたネットカフェのパソコンなどの利用は大変危険です。

複数の人が利用する端末を使ってしまうと、万が一ログアウトし忘れたり、履歴が残っていた場合に簡単にログインされてしまいます。

自分で不正送金の種を撒いてしまうような行為は、避けるようにしましょう。

オンラインバンキングを利用するときは、自分の所有するスマートフォンまたはパソコンからのアクセスが安全です。

利用する端末を登録できる、オンラインバンキングが存在します。

セキュリティーの強化システムを活用して安全に使用しましょう。

オンラインバンキングに向いている人と向いていない人

オンラインバンキングに向いてる人・向いていない人

オンラインバンキングを始める前に、知っておきたい内容であるメリットやデメリットなど、安全に使うために気をつける点を紹介してきました。

難しいことも多いので、オンラインバンキングの新規口座開設に不安があるという人もいるかと思います。

オンラインバンキングに向いている人の特徴と、向いていない人の特徴をまとめていきます。

オンラインバンキングに向いている人

冒頭で紹介したメリットを含め、オンラインバンキングに向いている人の特徴を3つ紹介します。

新しく貯蓄用の口座を作りたい人

メリットのうちの1つでオンラインバンキングは、預金金利が高いと紹介しました。

普通預金や定期預金で新規口座を開設検討中の人は、店舗のある銀行よりも10倍の金利がつく、オンラインバンキングの利用がお得です。

オンラインバンキングの中でも、特に金利が高い銀行の選択により上手にお金を増やせます。

ATM利用回数が多い人、国内での移動が多い人

メリットでも紹介した通り、オンラインバンキングは金融取引が24時間365日可能です。

コンビニATMでの入出金ができるため、日本国内移動が多く、ATMの利用回数が多い人にはメリットとなります。

オンラインバンキング各社、ATM手数料無料になる回数や料金も違うため、上記内容を参考にしつつ口座開設する銀行を選んでみてください。

インターネットに慣れている人

オンラインバンキングは、その名のとおりインターネットで金融取引が行われるものです。

パソコンでの作業やスマートフォンでの作業に慣れている人はスムーズに使いこなせ、不正アクセスなども防げます。

口座開設時、オンラインバンキングの利用が初めてで不安という人は、電話やメールなどによる問い合わせを上手に活用しましょう。

オンラインバンキングに向いていない人

オンラインバンキングに向いていない人

紹介したデメリットを踏まえ、オンラインバンキングに向いていない人について紹介していきます。

対面でサービスを受けたい人

店舗のある銀行や地方銀行のように窓口で話をしたいという人や、銀行の営業との関係性を大切にしてる人は、オンラインバンキングは不向きです。

オンラインバンキングは、問い合わせはできるものの、対面での対応はありません

そのため、店舗でのサービスや営業との信頼を大切にしている人にはデメリットです。

パスワードの管理が不安な人

オンラインバンキングでは、不正送金などの事件が実際におきています。

実際には、気をつける点3つで紹介した内容を実践している限り、不正防止は可能です。

偽のメールやサイトを見分けられないという人や、パスワードの管理を不安に感じる人は、オンラインバンキングの利用は不向きな可能性があります。

オンラインバンキングを利用するためには、厳重なパスワードの管理がお勧めです。

各銀行でセキュリティについても工夫がされているので、口座開設前に確認してみましょう。

海外移住予定の人

オンラインバンキングの多くは、非居住者が利用できない場合があります。

今後海外移住をする予定の人は口座開設をしても利用できない可能性があるので、各銀行の公式ホームページを確認の上、検討することをお勧めします。

まとめ

まとめ

オンラインバンキングの新規口座開設を検討中の人におすすめの銀行を、コンビニATM手数料の比較を中心に紹介しました。

全て一緒ではなく、コンビニATMの手数料が無料になる回数や、手数料の金額に違いがあります。

自身のライフスタイルにあったオンラインバンキングを見つけられれば、節約に繋がります。

デメリットもあるオンラインバンキングですが、その分メリットもたくさんあって魅力的です。

セキュリティを強化して不正利用を防ぐ必要はありますが、お得にお金を上手に貯められるほか、便利な機能もたくさんあります。

24時間365日、どこからでも金融取引が可能になるのがオンラインバンキングです。

オンラインへの切り替えで、今まで銀行の店舗で使っていた時間を有効に使えます。

オンラインバンキングに向いている人に1つでも当てはまった人は、新規口座開設を検討してみてはいかがでしょうか。

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